北海道旭川地域は、日本を代表する家具産地のひとつ。ここで作られる家具は「旭川家具」と呼ばれ、高い技術力と近年はデザイン力でも評価を受けてきた。そんな、旭川家具の製造メーカーの中から、約30社が常設で家具の展示・販売を行う旭川家具の集積施設が旭川デザインセンター(ADC)だ。そのADCにおける、ブランド価値および体験価値の向上を目的としたアドバイザー(ブランド・エクスペリエンスアドバイザー)を2019年から務めている。アドバイザー業務のほか、展示企画からデザイン、コーディネートまでを一貫して行なっている。
Outline
Brand & Experience AdvisorFurniture & Craft Shop2019 –www.asahikawa-kagu.or.jp
Credits
Client: Asahikawa Furniture Industry CooperativeCreative Direction: Kazuki Murata Design: Kazuki MurataInterior Coordinate: Kazuki MurataPhoto: Kazuki Murata
2019年秋冬のシーズンテーマとして、「ヒュッゲ – デンマークに学ぶ、豊かな冬の過ごし方 -」を企画。ヒュッゲは、「温かく心地よい時間や空間」を意味するデンマークの人々が大切にしている暮らし方。ヒュッゲルームズ、ヒュッゲスタイルズ、ヒュッゲストア、ヒュッゲライブラリーwithジュンク堂、ルイスポールセンポップアップストアの5つのコンテンツを軸に、トークイベントやワークショップなどのイベントも開催し、体験価値向上を目指したADCの新たな姿勢を表現する企画となった。